JZX90部品を開発テストしていきます。

フロントは14キロ付いているんですがツアラーはレバー比が1.6あるんでストラット式で言う8.75キロです。
フロント荷重840キロあるんで柔らかいんで、24キロに変更、計算だと15キロ試してみましょう。
リヤはフロントに使っていた14キロに変更します。
リヤのレバー比1.1なんで12.7キロですね。
キット物のスプリングよりスイフト製の物がスプリングが細いので動きがしなやかです。
初期の動きがいいので街乗りの乗り心地が良くなりますね。
リヤショック減衰力調整用にシート縫い目を解いて手が入るようにしました。
ある程度の角度を付けると内側に巻き込み過ぎてスピンしてしまうのでナックルを制作します。
以前90で作ったナックルを測定、当時はショートにするのが主でアッカーマン角はあまり変更してなかったです。
アッカーマン角を変更して左右差を小さくフロントが転がるようにしてみます。
タイロッド取り付け位置も変更しているのでさらに左右差が出ないようにしています。

接合面を削って中心部分から溶け込まして溶接できるようにします。
溶接、更に盛って強度を確保します。
表面を均して、ラインも合わせれば純正風です。
黒に塗って完成。
タイロッド取り付け位置を外に振ったのでタイロッドのネジの掛かりが少なくなります。
純正で長い物を用意します。
単体で見た時に干渉しそうな部分を加工します・・・しかし実際にはそんな加工はしなくて大丈夫でした。
エンドも逆付けで合わせていますが、普通に付けても大丈夫です。
結局は加工など無く、取り付けしてト―調整で終わりました。



切れ角測定すると52度、中々良いのではないでょうか。
反対側は47度でした。
一瞬どちらが前か後ろか分らないですよね。

ノーマルフェンダーでなるべく干渉を少なくしようとすると細いリム幅でプラスオフセットが小さくする必要があります。
ハブボルトをリングに交換します。
ホイルは7.5J+35−17、スペーサーは15ミリ挟んでいます。
これでもタイヤがテンションロッドに当たるんですよ。
とりあえず走って見た動画はこちら
走行後ナックルを点検、問題無しです。

テンションロッド、スタビ、サイドメンバーに干渉しています。
これから対策していきます。
タイロッドの位置が逆間接までは余裕がありますね。